
1,2年生 生活科 校外学習 柏の宮公園 “秋みつけ”
朝方まで猛烈な低気圧が和泉を通過しました。
すっかり青空を取り戻した校庭の芝には、様々な鳥たちがやって来ます。
今日は、ムクドリやハクセキレイを見かけました。

昨夜の雨風で稲穂が傾きました。
ネットも掛けられて、秋の風情が増します。

今日は1,2年生合同柏の宮公園生活科秋見つけ校外学習です。
雨の影響で1時間延ばしての出発となりました。
興奮気味に校舎から校庭に出てきました。
素晴らしい︕それとも練習したのかな︖
既に1,2年生混合の班分けされた整列になっています。

生活科は多岐にわたる総合的な学習です
いろんな種類のドングリ。
たくさんの落ち葉の中から、彩りよく染まった一枚をセレクト。
南天の実も見つけました。

事前学習からフィールドワークへ、そしてその成果を持ち帰って検証したり、活用して創作活動をしたりと、生活科の学習は多岐にわたる総合的な学習です。
「学び」という本来あるべき姿にとても近く、今回の“秋みつけ”は、子ども達にとって「学び」の礎となるでしょう。

お弁当タイム
昼食のお弁当タイムです。遠足ではないので、おやつはありませんが、やっぱり嬉しそうです。
しっかり間隔を空けて、みな同じ方角で、そして静かに食事を楽しみました。
約300人の大所帯にもかかわらず、立ち上がってウロつく子や、大声でハシャいでいる子は、誰一人いません。
小さな子ども達が約束をきちんと守っています。

食後はお待ちかねの遊びの時間。
遊びの時間と言えども、自由時間ではありません。
今日は規律があります。
1,2年混在の班ごとに遊ぶこと、遊具は使用しない、きめられた範囲の中で、はぐれぬよう1人で行動しない、公園のルール・マナーを守る、etc・・・

先ずは班でミーティング。
2年生のリーダーシップが問われます。
遊びの説明だけでなく、注意事項なども伝えているようです。

やっぱり「だるまさんが転んだ」は、一番人気。

すごく楽しそう。
こうやって広い場所で元気いっぱいに遊ぶ姿は良いものです。
桜の切り株
3年前、やはり引率サポートとして同行したとき、大きな桜が数日前の台風で倒れてしまって規制線で囲われている箇所がありました。
その時は「あー、残念」としか思わず、その事は記憶の底に埋もれていました。

この切り株を見たとき、「あの時の桜だ︕」と突然記憶が蘇りました。
そこからは幾本も若い樹が立派にすくすくと育ち、小さな森の始まりの様でした。
この柏の宮公園は計画当初から区民が関わり、現在も区民と区の協働による「柏の宮公園管理運営の会」により育てられています。
地域と学校が協働して子ども達を育むコミュニティー・スクールである杉並和泉学園と重なる要素が沢山あるなと思いました。
倒れてしまっても、またそこから芽が出ることを願い一本いっぽんを信じ、大事に、大切に。