【おはなしの会】2学期 読み聞かせ絵本の紹介 藤原 公開日: 2021年10月25日 カテゴリー: 和泉おはなしの会、学校支援本部 タグ: おはなしの会 目次9/14 1,2年生「かぶとむしランドセル」10/12 3年生「えんまのはいしゃ」10/26 4年生「どんなかんじかなあ」10/26 4年生「でんでんむしのかなしみ」11/2 5年生「急行 北極号」11/9 6年生「クマと少年 」11/30 仲良し低学年「フートンのおふとん」12/7 仲良し高学年「ぬけちゃった」12/14 2年生「おぞうにくらべ」12/14 1年生「十二支のはじまり」 1,2年生 9/14 かぶとむしランドセルふくべ あきひろPHP研究所オンラインで実施 朗読劇風に配役を決めて実施しました。 3年生 10/12 えんまのはいしゃくすのき しげのり偕成社対面で実施 ホラ吹きのやぶ医者が、えんまさまと鬼たちを振りまわす痛快な絵本。閻魔様を知らない子がいるので、先に軽く説明を。例年読んでいた「じごくのそうべえ」と冒頭が似ています。 4年生 10/26 どんなかんじかなあ中山 千夏自由国民社対面で実施 1学期にユニバーサルデザインやバリアフリーについて学習したことを自分のこととして感じてもらうために。他者への関心、思いやりを持つきっかけにしてほしい。自分とは違う境遇の人のことを想像すること、できないことを憐れむのではなく優れている点を尊重、尊敬することが素晴らしい。 4年生 10/26 でんでんむしのかなしみ新美 南吉新樹社対面で実施 自分ばかり怒られる、自分ばかり損をしている、自分ばかり苦労しているそう思って腐ってしまいたくなる年齢に。「ごんぎつね」で馴染みとなった新美南吉の作品だが、母と死に別れ、結核のため若くして死を覚悟し、恋人も病気で失った南吉こそ大きなからを背負っていたでんでんむし。でもお説教くさくならないように、優しく、美しく。 5年生 11/2 急行「北極号」クリス・ヴァン・オールズバーグあすなろ書房対面で実施 クリスマスイブに列車で冒険旅行をする男の子の話。ファンタジーの楽しさを存分に味わえ、ラストでは思春期ならではのもの悲しさも。長さは時間ギリギリ。村上春樹訳。毎年採用していますが、今年度の5年生には特にピッタリ。 6年生 11/9 クマと少年 あべ 弘士ブロンズ新社対面で実施 アイヌの人々の世界観、自然観、死生観を感じさせてくれる良書。ヒトもクマも自然の中では等しい一部であり。クマの命は自らの命と同じという、素晴らしい文化だと分かる。時間があれば、著者自身によるあとがきも読んでほしい。6年国語「海の命」にも通ずる哲学だと思う。話自体に力があるので、特に飾らず、清潔に読んでほしい。 仲良し低学年 11/30 フートンのおふとん北村 裕花BL出版 対面で実施 孤立していたフートンが、みんなと一緒に楽しく遊べるようになる。満ちたりた気持ちになれるお話。 仲良し高学年 12/7 ぬけちゃったスティーブ・アントニー 評論社対面で実施 ゲームやテレビも楽しいけれど、お外に出て風や香り、音も楽しんでほしい。0と1の世界だけでなく、豊かな自然を感じる感性を大切に。 2年生 12/14 おぞうにくらべ宮野 聡子講談社対面で実施 各地のお雑煮の紹介。「家庭の味」が強く出る料理なので、大切にしてほしい。自分たちでも作ってほしい、という願いを込めて。読み手の家庭のお雑煮を紹介してみても。子どもたちの家でも作るきっかけになってほしい。 1年生 12/14 十二支のはじまり岩崎 京子教育画劇対面で実施 令和4年は寅年。十二支の由来を楽しく語る昔話。絵がきれいで、猫の逸話が面白い 関連記事 2021年度 1学期 読み聞かせ絵本の紹介