プログラミング教室

6/30(土)に第2回目の「親子プログラミング教室」がありました。

プログラミング教育は平成32年度から必修化されます。そこで、高学年の児童を対象として親子で参加してもらっています。なぜ親も? と思うかもしれませんが、この教室ではScratch(スクラッチ)(*1)というフリーソフトの使い方の習得・簡単なプログラム作成を行います。でも、ここだけでなく家に帰ってからも自分なりのプログラムを作って学んで欲しいと思っています。親が参加することで、家のパソコンでもScratch(スクラッチ)を使える環境を整えることが出来るという訳です。

さて、ここで大事なのが保護者の関わり方です。あくまでも子どもが主役。答えを教えたり間違いを指摘したりしないで、子どもの自主性に任せます。子どもが困っていたら「ヒント」を出す。間違いに気付くまで待つ。子どもが自ら考えプログラミングをし、思い通りに動かないとき「どこを直せばいいか」を考える。そうやって、自分の思い描いているプログラムができたときは達成感が得られます。子どもはきっかけを与えると、どんどん創造性を発揮します。プログラムも徐々に複雑になっていきます。

現在は初級編のみ開催、使い方の習得をメインに置いていますので、ご家庭でさらに発展的な学びができるとよいですね。


(*1) Scratch(スクラッチ)とは、
アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのライフロング・キンダーガーテンというグループが作った、小学生でもかん単にプログラミングができるソフト。ウェブで自由に使うことができて、自分だけのゲームやアニメーションをだれでも作ることができます。