新聞記事の感想です。

平成24年9月7日(金)晴れ

昨日の産経新聞ビジネスアイに、次のような記事が掲載されていました。日本人としてうれしいし、誇れることなので紹介します。

タイトルは、「全米が絶賛したなでしこの写真」です。日本では、あまりとりあげられませんでしたが、オリンピック期間中にアメリカのNBCニュースのウェブサイトで報道されて大きな反響を呼んだ日本人選手の写真がありました。その選手とは、女子サッカーオリンピック代表で主将を務めている「宮間あや」選手です。

写真は2枚掲載されました。1枚は、フランスとの準決勝を2-1で制した直後、宮間選手が、芝生にぼうぜんと座りこんでいるフランスの選手に歩みより両手で肩をそって押さえて慰めている写真。もう1枚は、二人がともに芝生に座りこみ、疲労したフランスの選手が宮間選手の体に手をかけながら何かを話しかけている写真です。

記事は、「数分前まで、死闘を演じた後、勝者は敗者をいたわり、敗者もそれを受け入れている。精根を掛けて戦った後、このオリンピアンは、真のスポーツマンシップを見せてくれた。」「日本人は、敗者に対しても礼節と尊敬を忘れない。」と結んでいます。

どんな人に対しても敬意を表し礼を尽くす。この記事を書いた人は、我が国の「一期一会」という言葉を知っているのでしょう。