4年生 染物体験
社会科の単元「染物がさかんな新宿区」の学習の中で、新宿区で今も続いている産業「東京染小紋」を知りました。
そして今回、高田馬場にある(有)千和多染工の職人さんに来校いただき、ランチョンマットを染める体験をしました。
職人さんからお話を聞きいているところ
古い裃(かみしも)を持ってきて見せてくれました。
遠目には柄が見えませんが、近づくと細かい模様が分かります。
型紙をずらしながら染めていくため、型紙が小さい細かい模様は、一反染めるのにとても時間が掛かるそうです。
体験したのは「3 型付け」です。
5種類ある型紙、「寄せ小紋」「七宝(大)」「七宝(小)」「波」「菊」から 1 つを選んで染めました。人気ナンバーワンは「鬼滅の刃」の影響か「寄せ小紋」でした。
ランチョンマットに型紙を置き、へらで染料を伸ばします。
型紙は加工した和紙でできており、型紙を作れる職人さんは数少ないそう。
1度染に使った型紙は、優しく丁寧に水洗いし、タオルで押すように拭いてから次の児童が使います。
支援本部はランチョンマットをセットしたり、出来上がった作品を絵画棚に並べるお手伝いをしたりしました。素敵な作品ができましたね。