3・4 年生 お琴指導

夏休み直前の7/18・7/19 そして夏休み直後の8/30~9/1 の期間、3・4 年生各クラス3時間ずつお琴の授業がありました。昨年度から和泉にお住いのお琴の先生に指導をお願いしています。
お琴は全部で34 面あり、クラス全員で練習ができます。それゆえ、お琴をケースから出してすべて調弦するのは時間がかかります。

お琴の師匠の鎌田先生と師匠の免状を持っている娘さんの江口さん、和太鼓でもお世話になった坂口さんには授業の1時間以上前から来ていただいて、調弦してもらいました。夏休みにお琴を習いに行っていた音楽の長谷川先生にも調弦していただき、他にケースからお琴を出して並べるサポートに1 名。総勢5名で準備をしました。

児童が入室するとまず座り方の指導です。お琴に対して斜めに座ります。次に爪の付け方を教わります。親指・人差し指・中指に付けます。
音楽室は板間なので防災頭巾を持ってくる児童もいました。正座が一番苦労したことかもしれません。

今回は、3時間の授業で「さくらさくら」が弾けるようになるのが目標です。
4年生の希望者は9/2 のさざんかフェスタの舞台で「さくらさくら」をお披露目しました。

お琴は13 弦からなり、一~十・斗・為・巾で表されます。その楽譜を見ながら挑戦します。

どうですか? 初めてでも様になってるでしょ。
全体練習で一通り弾けるようになったら、小グループごとに弾いてもらい丁寧にフォローが入ります。こうして全クラス「さくらさくら」が弾けるようになりました。

さざんかフェスタの舞台参加希望者は、放課後に残って練習しました。
みなさん舞台は観てくれましたか。

お琴の師匠 鎌田先生は、最近お琴を習う人が少なくなってきていることを憂い、子供たちがお琴に触れる機会のお手伝いができるならと講師をお引き受けてくださっています。それをサポートしてくれる娘さんは和泉小出身で、お琴の師範の免状もお持ちですがビオラの奏者でもあります。地域の方々に恵まれているなぁと感じた取材でした。