元気が出てくる言葉です。

1月5日(火)晴れ 

生徒の皆さん、保護者や地域の皆様、本ブログをお読みいただいてる関係者の皆様、明けましておめでとうございます。新年初の由井校長のゆーいぎな話になります。本年もよろしくお願いいたします。

ここ数年、「いい質問です」の池上彰さんを見習って、元旦は数誌新聞の社説等を読み比べて楽しんでいます。景気低迷、外交問題、政治の混迷など、とかく暗い日本の記事が多い中、毎日新聞は、社説で東洲斎写楽らの浮世絵師をプロデュースした蔦屋重三郎(つたやじゅうさぶろう)を取り上げ、ゴッホをはじめとした印象派に大きな影響を与えた元祖クールジャパンであると述べています。北斎や歌麿、写楽などの浮世絵を書き写したゴッホらの作品を目にするたびに、当時の日本のすごさに驚かされてしまうのは、私だけではないと思います。社説では、明治の近代化も戦後の復興も、広く世界に目を向けて底力を発揮したことによるものである。その底力は長い時間をかけて蓄積された潜在的な力だと言っています。私たちはもっと自信を持っていい、そして今を乗り越える挑戦をしていこうと。
 クールジャパンとは、日本の文化面でのソフト領域が海外で評価されている現象で、具体的にはゲーム、漫画、アニメなどのポップ(大衆)カルチャー(文化)を指すことが多く、さらには、自動車、オートバイ、電気製品などの日本製品、料理や武道などの伝統文化など日本に関するあらゆる事象が対象になるそうです。なるほど「クールジャパン」元気がでてくる言葉です。