トレーニング方法を学びました。
10月3日(日)に、浅岡良信さん(理学療法士:チーム島田永和所属 北京オリンピック・シンクロナイズドスイミング銅メダル中国代表トレーニングコーチ)と白井貴子さん(ミュンヘンオリンピック金メダリスト・9月より本校バレーボール部を指導)においでただいて、正しいトレーニング方法などについて指導していただきました。お二人には、6月に「成長期おける正しい運動」という内容で講話と実技指導をしていただいていました。今回は、バレーボール部と硬式テニス部の部員3名、少年野球クラブチーム「ホワイトシャークス」のクラブ員11名の総勢14名が参加しました。
ストレッチから始まり、指で傘を立てたり、ティシュペーパーの箱を立てたりして体の軸を意識したトレーニング、腹筋や背筋といった体幹のトレーニング、足から腕まで運動する力を伝える背面投げなどが行われました。すごいと思ったのは、浅岡さんが、ティシュペーパーの箱を小指でバランス良く立てるのを20秒以上続けていたところです。5秒でもすごいのによくできるなと驚嘆しました。
浅岡さんは、「腹筋や背筋ができないのに、へらへらしている人がいる。できないことを悔しいと思って、その悔しさをバネにしなければ人は伸びない。」と言っていました。
また、白井さんは、「何かトレーニングをやろうと言われた時に『えー』と言う人がいる。『えー』は否定語である。否定からは何も始まらない。」と言っていました。真剣にやっている人は、そういう言葉は口にしていませんでした。
これらのことは、先日、朝礼で生徒の皆さんに話しましたが、運動に限らず自己の向上を目指すのであれば、真剣に着実に取り組んでほしいものです。この日は、トレーニング方法だけではなく、心のもち方や態度など関しても勉強になる2時間でした。