夏休み 小学生漢検模擬
夏休みの初日7/23(月)に小学生の漢字検定模擬を開催しました。申込みは74名。
小学部3階の「低学年少人数教室」と「高学年少人数教室」「5年1組」を使用。小学部は毎年クラス数が増えていて、空き教室がないため普通教室の使用ができる夏休みに実施しているのです。
多くの1・2年生が参加する模擬試験では、検定の受け方のレクチャーを行います。なぜレクチャーが必要かというと、小学校のテストでは検定試験のようなルールがないからです。
上記の禁止事項のイラストを黒板に貼り、「カンニングなどの不正行為をした場合答案用紙は無効となる」「物を落とした場合などは静かに挙手をして試験官を待つ」「他人の迷惑になる行為はしない」などを低学年の児童にもわかるように説明します。
また、模擬試験は答案用紙の書き方の練習にもなります。小学1年生は名前欄に名前を書くのも自信がなく「ここに名前を書いてね」と個別に指導が必要な児童もいます。マークシートも不慣れなので、一度経験しておくことでスムーズに試験に臨むことができます。
そして、試験時間内は全ての問題が解き終わっても自席で静かに終了を待たなければなりません。学校のテストなどではテストが終わって余った時間にドリルをしたり本を読んだりできますが、検定試験では筆記用具以外のものは机上に出すことはできません。「何もしないで静かに待つ」ということも小学生には難しいのです。
検定試験は、いろいろな学年の児童が同じ会場で受験します。低学年の児童は初めてのことなので緊張してしまいますが、模擬を一度経験することで本番での緊張が緩和され、実力が発揮できるようになります。
模擬試験は杉並和泉学園独自の取り組みです。無料で体験できますので、ぜひ体験してみてください。
最後にひとつアドバイスを。子どもたちには試験中えんぴつを落とさない工夫をしてもらっています。でも、写真のようにマスキングテープを鉛筆に巻いておくと、効果てきめん。ぜひ真似してみてください。