4年1組 華道体験
4年生は全クラスが華道の体験をします。
昨年は展覧会に展示するため全クラス同時期に行いましたが、今年度はクラス単位に時期をずらして行います。10/4 に行った4年1組の作品は、昇降口から大アリーナまでの通路に展示。文字通り学芸会に花を添えていましたね。
昨年度は一度に約90 名の児童の作品を飾るため、陶器の花器ではなくペットボトルを利用してお花を生けましたが、今回は花器に生けました。昨年、支援本部は剣山を90 個用意するのに東奔西走しましたが、今年は33 個の花器を用意しました。
授業の前日の放課後に車で花器を搬入して梱包を解いて並べ、届いたお花を一人分ずつに
分け終わると18時を過ぎていました。翌朝も8:30 に集合して花ばさみやホチキスを準
備、子ども達を迎えました。
昨年に引き続き、講師は龍生派の大澤一綸(いちりん)先生です。まずは子ども達にクイズを
出します。
「生け花は何年前からあるでしょう?」
①700 年
②400 年
③130 年
みんなに手を挙げてもらいました。半分くらいが正解の700 年前に手を挙げていました。「何のためにお花を生けたんだろう?」「どこに飾る?」「誰のために?」子ども達に考えてもらいます。先生は「誰かのためにお花を飾りたいと思う。どうせならカッコよく綺麗に見えるようにした方がいいじゃない。今日はカッコよくお花を生けてください。
でも難しく考えないで。生け花がもし難しいものだったら700 年も続いてないと思う。みんなにも出来るものだからずーっと続いてきているの。」とアドバイスをいただいた後、生け花の基本の形を教えてもらいました。
まずは真(しん)にするお花を選びます。
真(しん)・副(そえ)・体(たい)の3本は慎重にバランスを見ながら生けました。
残りの3本は先生のアドバイス通り、自由にカッコよく生けました。