ペルー「ラ・ウニオン学校」華道体験
「世界ともだちプロジェクト」でペルー「ラ・ウニオン学校」の日系2世・3世の児童 25 名が 9/11(水)から 9/13(金)の3日間学園の6年生と学校生活を共にしました。
「世界ともだちプロジェクト」とはオリンピック・パラリンピック教育の一環として「世界のさまざまな国や地域を学び、交流する」取り組みのことです。
初日、小学部全員による歓迎セレモニーで出迎えたあと、学園を見学してもらいました。
2校時から行われた6年生との交流集会では、和泉学園は新泉太鼓の演奏をラ・ウニオンはペルーの伝統的な「マリネロ」という踊りを披露してくれました。
そして放課後、「いけばな」を体験してもらいました。
これは学園から「日本の伝統文化を体験して欲しい」と依頼を受けた学校支援本部が実施しました。
いつも「華道体験」で講師をお願いしている大澤先生と支援本部のサポーター4名が理科室で花器や花材を整えて待機。
けれどラ・ウニオンの児童があらわれません。
学園の中を探したら6年生の教室におりました。話を聞くと、ラ・ウニオンの通訳の方と副学園長が体調不良の児童に付き添って病院に行っているとの事。
なんと通訳なしで「いけばな」を体験してもらうことになりました。
ラ・ウニオンの児童は日系2世・3世なので日本語が分かるか聞いたのですが、どうも無理そう。
大澤先生は英語が堪能なのですが、ペルーはスペイン語なので数名の先生と少し会話ができるという状況でした。
英語・スペイン語・日本語、そしてジェスチャーでなんとか乗り切りました。
最後には通訳の方と病院に行っていた児童も戻ってきました。