
5年生 田んぼの土づくり (田起こし)
30℃以上の日もあった先週とは異なり、くもりで最高気温も 20℃と天気が味方してくたこの日(5/27)の放課後、有志の子どもたちで田起こしを行いました。

参加したのは30名以上の児童、5年の先生と助っ人の先生2名、講師を含む支援本部 のサポーターが6名。
いつもよりサポーターの人数が多いのは、今年は土壌改良のため土の入れ替えを行うからです。
最初に稲作の講師 小出さんから土の入れ替えを説明してもらい、作業がスタートしました。
まずはプランターの土を出す作業。これが一番大変。土壌改良が必要だった土なのに、さらに土日にかけてまとまった雨が降ったせいで、めちゃめちゃ粘土質。
土をスコップですくい、バケツに入れるのですが、重いうえにへばりついちゃう。手強すぎる…

土を入れたバケツは、バケツリレーでビオトープまで。先生が指示だししてくれるのですが、子どもたちに「バケツリレー」が伝わらない。
バケツを持ってビオトープまで持って行っちゃったり、スカスカなところがあったり。

でも、徐々に上手くなっていきました。
空のバケツをプランターまで走って運ぶ子、出した土を均す子など、役割ができてくるんですね。

そして、土を出し終わったプランターには、新しい「黒土・赤玉土・培養土・肥料」を入れる作業。
プランターは全部で 15個あるので、まだ出し終わっていないプランターもあるのだけど、子どもたちは新しい作業をしたくなっちゃう。
そんなこんなで、バケツリレーチームはスカスカに…
まあそこは、大人の出番。
薄くなったところをサポート。
最後までバケツリレーチームで頑張ってくれた子どもたちありがとう。
そうそう、途中からバケツの助っ人として一輪車の手押し車(ネコ)が登場。
すると、みんなネコを押したい!こっちは順番待ちになってました。

新しい「黒土・赤玉土・培養土・肥料」を入れ、古い土と混ぜ合わせる作業。

スコップやシャベルを使って頑張ってます。

山と積まれた「黒土・赤玉土・培養土」は全部で 60袋。
これを 15個のプランターにすべて入れました。
後には空になった袋の山。
片付け始めると女子が「やりたい」と声を掛けてくれました。
できるだけ小さくまとめたいので、きれいに伸ばして 20枚くらいを纏めてまるめ、空の袋に詰めると2袋に収まりました。
また、作業も終わりの頃、プランターに水を張ったり、手洗い場でシャベルやスコップを洗ったりと三々五々に。
私が先生に「台車を片付けていいのなら、手を洗うついでに持っていきます」と声を掛けるとそれを聞いていた男子が、「僕やりたいです」と。
台車は2台あったので、男子と女子がそれぞれ職員室前まで押してくれました。
このように、進んで作業を手伝ってくれた5年生。
頼もしいです!
子どもたちは泥だらけになるのも厭わず作業してくれました。
保護者の方は洗濯や靴を洗うのが大変だったことと思いますが、泥だらけになったのは、それだけ一生懸命作業してくれた証です。

これから、田植え・水やり・鳥よけのネット張り・稲刈りとたくさんの作業がありますが、協力してできそうですね。