6年生 ハープ観賞授業
2022年10月28日(金) 6年生の音楽の時間に小アリーナを使用してハープ鑑賞授業を行いました!!
このハープ鑑賞授業、実施のきっかけは「いずみんなクラブ」でした。
支援本部では「いずみんなクラブ」の工作やイベントなどの企画・運営をしています。
今回「絵本とハープの共演」を企画、音楽室の放課後使用の相談をした際、音楽担当の先生から「滅多にないことなので、是非授業に取り入れて生徒たちがハープに触れる機会を作りたい」ということで実現しました。
当日はハープ奏者の柴崎先生と田宮先生、そしてハーブ搬入のためにお二人のご主人にもお手伝いいただきました。
今回は大きさの異なる4台のハープ(アイリッシュハープ 3 台とグランドハープ1台)を持参。
グランドハープは背が高く、駐車場から小アリーナへ運び込むのも一苦労。
エレベーターに入るかドキドキ(階段を使うのだけは避けたかった)でしたが、ギリギリエレベーターを使用することが出来ました。
2クラスずつ5時間目と6時間目に分かれての授業です。
教室から運んできた椅子を並べたら鑑賞会の始まりです。
子どもたちは目の前のハープの大きさにちょっとビックリした様子。
最初に、胸に染みる「エーデルワイス」の演奏でみんなの心をつかみ、ハープの歴史から教えていただきました。
ハープは今から紀元前3000年の現存が確認されているそうです。
今から5000年前って想像もつきません。
元々は狩猟などに使われた弓が始まりとのこと。
その当時気まぐれで弓の弦をはじいた人に感謝ですね!
アイリシュハープは地域や音楽により色々な形や大きさがあり、グランドハープはオーケストラによる演奏に使われるため仕組みや大きさがほぼ決まっているそう。
そのほかにも発祥の地域のことなど興味深いお話が聞けました。
そして演奏前に、使用するハープの仕組みをお話ししてくれます。
のびやかな音を聴いていると本当に空を飛んでいるような気持になります。
演奏の合間にクイズやうんちくなどを織り交ぜた、楽しい授業となりました。
最後に「世界にひとつだけの花」をアイリッシュハープとグランドハープのデュオで演奏。
知っている曲なので、リズムをとりながらみんな今にも歌いだしそうでした。
6時間目は少し時間に余裕があり、デュオの「アメイジンググレイス」も聞くことができました。
質問タイム、そして実際に楽器にも触れさせてもらい、児童や先生までもハープの周りから離れられないようでした。
興味をもってくれた児童から将来のハープ奏者が出てくれたら嬉しいなと思います。
「いずみんなクラブ」の絵本とハープの共演は12月14日(水)14:30から小アリーナで行います。
ご興味ある方は是非お越し下さい。
文章は「ゆ~みん」