9年生 和菓子作りと茶道体験

9年生 和菓子作りと茶道体験

例年3月に行っていた和菓子作りですが、今年度はコロナで修学旅行が3月に変更されたため2学期の実施となりました。

まずはどの様にして調理実習をすればコロナの感染を防げるのか、学園ルールを担当教員に教えてもらいながら検討しました。
まずはグループで向き合う調理実習の方法はとらず、長机に2人座り間はアクリル板で仕切る。密にならないよう極力生徒は移動せず支援本部員が回る。
調理前に手洗い・アルコール消毒をしてビニール手袋をする。
食器は前日に洗浄し、布巾は当日煮沸したものを使用する。もちろんクラス入替の際は机のアルコール消毒も忘れません。

しかし、手探りでのコロナ対策、失敗もありました。ビニール手袋です。
道明寺の皮はもち米を砕いて蒸したものですが、これがビニール手袋にくっついて取れないのです。水に濡らしてもちょっと厳しい。
それに、練りきりの作品作りの際、目に黒ごまを使ったのですが、ビニール手袋しているとごまを1粒とるのがすごく難しい!
急遽、副学園長に相談して、制作したものは自分だけで食べるのでビニール手袋を使わなくてもいいルールに変更しました。

説明が長くなりました。
生徒たちは道明寺を2個と練りきりを2個の計4個を作成。
本当は家に持って帰ってもらって保護者の方に食べていただきたかったのですが、学校で作ったものは持ち帰ってはいけないルールがあるのです。
生徒たちは、作ったもの2個を調理実習の時間に食べ、残りの2個は午後の茶道の時間に食べました。

せっかくの力作、保護者の方に見てもらえないのはもったいないので、写真に写してもいいと了解してもらった生徒の作品は写真を撮りクラスの先生に託しました。
見ていただけたでしょうか。

授業の様子と作品の一部です、ご覧ください。

調理実習の際の試食。失敗のビニール手袋も写ってます(笑)
パックに入った和菓子は午後の茶道の時間のお菓子です。

では、作品の一部をご覧ください。

午後の茶道もいつも通りはできません。
本来の茶道は「おもてなし」の心をもって客人にお茶を点てるものですが、今回は自分のために点てました。
お菓子はボリュームがあったので、お抹茶をおかわりする生徒も多くいました。