中学生が和泉小に教員体験に行きました。

10月10日(木)晴れ

10月8日(火)・9日(水)は、2年生が和泉小学校で教員体験をしました。これは、今年から始めたものです。小学校1年生から6年生までの各学級担任の先生、図工、理科、音楽専科の先生について、先生の助手のようなことをして、先生という職業を学びました。和泉中2年生は、とても真面目にそして中学生らしい態度だったそうです。よく頑張りました。

小学生に先生の方を向いて聞きましょうと注意している中学生がいました。ユイ校長は。かつて小学生の時は自分も注意されていたのでは?と思ってしまいましたが、立派な中学生の姿を示していました。

小学校低学年に付き添うようにして丁寧に教えている中学生もいました。中休みには、小学校低学年生に囲まれて楽しく遊んでいる中学生、高学年と一緒に遊んでいる中学生の姿などが見られ、平成27年度の小中一貫教育校「杉並和泉学園」を映し出しているように感じました。

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様々な成果がありました。小学校からは、「小学生の面倒をよくみていた。助手としてよく働いた。」「小学校のころを考えると本当にしっかりしいてよいお兄さん先生だった。」「また中学生先生が来てくれないかと楽しみにしていた。」などの声が聞かれました。小学校の先生方にとっても、卒業生の成長した姿を見るのはとても楽しかったようです。また、中学生にとっては、「先生という職業を学びその大変さが分かった。」「教える側の立場に立つことで、自分自身の態度を振り返ることができた。」「小学生に信頼されて嬉しかった。」など、よい体験になったと思います。

6年生のあるクラスでは、中学生に中学校に入る前にどんなことをしておいた方がいいのかを聞いたところ、「中学校の勉強についていけるように、積み残しがないように小学校の勉強をしっかりやっておくことが大切です。」「先輩や先生には敬語を使うので、敬語を使えるようにしておくことが大事です。」ということを実に堂々と話したそうです。たいしたものです。感心しました。