古代眞琴さんの講演がありました。
2月29日(水)雪 寒い日です。4年に一度の閏年。
今日は、都立高校一般入試の結果発表日です。雪の中、3年生26名が、発表を見に行きました。厳しい結果を受け止めている人もいます。
昨日は、和泉中学校区地域教育連絡協議会主催の講演会として「強く生きる未来のために、私たちが出来ること」というテーマで、講師の古代眞琴様から力強いお話と歌を聞かせていただき、元気をもらいました。ありがとうございました。
古代さんがおっしゃっていた「俺(鬼軍曹)が怒るのは、期待しているから。ものになると思うから。だから厳しくする。いいことばかりではない。苦しくて泣いたことや失敗したことが自分の血や肉となり自分を強くする。自分に強くなることで人に優しくなれる。自分に向き合って答えを出すことが大事だ。優勝は優(すぐ)れて勝つだけではない。優しく勝つということもある。一緒に手をつないでゴールした時そう思った。」という言葉がとても印象に残っています。
まさに3年生は、受験を通して、自分と向き合い答えを出していることと思います。悔しくて涙した人、喜びたいのだけれどまだ決まっていない人のことを慮(おもんばか)って気持ちを抑えている人など…、一人ひとりのさまざまな思いが巡っていることでしょう。
思いどおりではなかった人、たとえ第一希望の学校に進めなくても、あなたが進む学校とは何かの縁で結ばれているのです。あなたの入学する学校に行きたくても入れなかった人がいるということを忘れないでください。自分の入学する学校が自分にとって一番大切な学校だと思って入学式を迎えてください。
古代眞琴さんのプロフィール
1977年「スター誕生」から歌手デビュー。音楽活動を続けながら、1986年宮古島トライアスロン大会に出場し、26年連続完走。1996年~2010年吉本興業・東京NSCの講師を勤める。また、「ふれあい」をテーマに小中学校や障害者施設・老人ホームにてミニライブ&手話など取り入れた講演を各地で行う。現在、シンガーソング・ランナーとして活躍中。ホームページ http://www.kodai.cd-shop.jp/