ごみステーション

今回のイベントでは、いくつかのアイデアを試してみました。そのひとつが、「ごみステーション」です。イベントで出るゴミをできるだけ減らそう、という工夫をしています。

フードコーナーでは、さまざまな形状の使い捨て食器があります。イベント会場でのゴミ回収場所は1ヶ所にまとめ、容器の形状毎に回収し、重ねます。こうすることで、ゴミの全体量は変わりませんが、ゴミの「かさ(嵩)」を小さくすることができます。

また、ゴミを減らすために「ディッシュ・リユース »」というシステムを利用し、食器類をお借りしてきました。フードコーナーの一部の店舗では、食器は使い捨てではなく、再利用可能な食器を利用しています。お皿やコップ、お箸などは、学校給食で使わなくなった食器なんだそうです。
利用者には、食器の汚れを拭き取り、つけ置き用のたらいに入れる、という手順をご協力いただきました。

販売ブース、飲食スペースで使った台ふきや雑巾は、寄付していただいたタオルを再利用しています。

こんな工夫をしてみて、フードコーナーからのゴミの量は70リットルの袋で4袋、その他で1袋程度でしたので、イベント全体のゴミの量は5袋です。
ご来場のみなさまにも、ご協力いただきましてありがとうございました。

ごみステーション
こちらがリユースの食器です。唐揚げ、フレンチトースト、防災食のブースでお皿やお箸など使いました。また、麦茶用のコップも再利用できる食器を使いました。

ごみステーション
唐揚げのお皿は、リユースの食器です。

わくわくフェスタ
ゴミ分別のお願い

ごみステーション
ここが飲食スペース近くに設置された「ごみステーション」です。ゴミ箱を置いて、そこへ容器を投入してもらうのではなく、並んでいるバットの上に容器の形状毎にまとめ、ゴミのかさを減らします。

ごみステーション
ごみステーションで回収する容器は、たとえば、こちらのカレーのトレイ・・・

ごみステーション
フルーツジュースのカップやストロー・・・

ごみステーション
かき氷のカップなどです。

ごみステーション
ペットボトルと飲み物の段ボールケースは、納入業者さんに回収していただきました。

ごみステーション
イベント全体で出たごみの量は、70リットルの袋で5袋でした。食べ残しもほとんどありません。
1500名程の来場者のあったイベントですが、来場のみなさまにもご協力いただきまして、ゴミの量をできるかぎり少なくすることができました。

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