今月は学校でペットボトルを利用した芝生のプランターづくりを行うということで、さっそく芝生を育てるペットボトル容器をつくってみました。
準備
まず、ミネラルウォーターやお茶などの2リットルのペットボトルを用意します。
次に、定規、サインペン、はさみ、カッターナイフ、キリなど容器を加工する道具を準備します。
ペットボトルの切り出し
ペットボトルはよく洗ってラベルをはがし、底から深さ10cmで切り離します。
切る際には、あらかじめ底から10cmのところに油性サインペンなどで線をつけておき、はさみでこの線に沿って切るときれいに切り取ることができ、切り口が滑らかになります。
サインペンなどで線を引いておくとまっすぐ切れるよ
はさみで切ると切り口がきれいに切れるよ
底面の穴あけ
切り取ったペットボトル容器の底に、給水と通気のための穴を開けます。穴は中に詰める砂粒が細かいので、あまり大きくならないよう、直径2~3mm程度がよいでしょう。穴の数は20~30個くらいあるとよいです。
穴をあける道具としては、キリ、千枚通し、ドリルなどがあります。ペットボトルは成型の関係で底の中央部のプラスチックが特に厚くなっていますが、底面にまんべんなく穴を開けるためにはこの部分にも、穴を開けたほうが丈夫な芝が育ちます。キリや千枚通しでは少し力が必要ですが手にけがをしないよう注意して作業してください。
穴は底面の外側から開けると穴の周囲のプラスチックが内側にめくれて、砂がこぼれないようにストッパーの役目をはたしてくれます。
けがをしないように注意して穴をあけよう
底面の穴は、20個くらい
学年と組、名前を書きましょう
これで、ペットボトル容器は完成です。
また、補植の手順は、春に配布した「芝生だいすき」の8ページから9ページに記事があります。砂を入れたり種まきは学校で行いますが、参考にしてみてください。